2008年08月09日
GEIBUNの一日体験入学

今年度もGEIBUNの一日体験入学を実施しました。
現在中学3年生の方が対象となります。
実施内容等については,5月中旬に中学校経由でお知らせいたしました。
(注)参加申込みは,中学校経由で行うことになっております。城西高校へ直接お申込みをされてもお受けできませんので,ご注意ください。
また、GEIBUNは一日体験入学の前に鹿児島城西高校体育館でアトラクションを披露しました。
実施日:8月25日(月),26日(火),27日(水)
2008年08月09日
2008年08月05日
2008年08月02日
第9回芸術文化公演演劇脚本およびビデオ
2008年2月におこなわれた「第9回芸術文化コース公演」の演劇脚本及びにビデオです。
第9回芸術文化コース公演演劇ビデオ
タイトル「人形」原作脚本監督著作KF
第1章
第9回芸術文化コース公演演劇ビデオ
タイトル「人形」原作脚本監督著作KF
第1章
2008年08月02日
第8回文化公演演劇脚本およびビデオ
第8回文化公演ビデオ
タイトル「祖父の遺書」原作脚本監督著作KF
8回文化公演演劇1部の1
8回文化公演演劇1部の2
8回文化公演演劇1部の3
8回文化公演演劇1部の4
8回文化公演演劇1部の5
8回文化公演演劇1部の6
8回文化公演演劇2部の1
8回文化公演演劇2部の2
8回文化公演演劇2部の3
第8回文化公演での演劇脚本
祖父からの遺書
原案 松尾 恵 作 藤村 恭一 脚本 藤村 恭一
第1章「祖父の遺書」
洋平張り出し舞台に寝転がってテレビをボーっと見ている。
上手から明日香出てくる。
明日香 「洋平!毎日仕事もしないで家でごろごろしていていいの?お母さんもあきれているじゃない。」
洋平 「ねえちゃんには関係ないだろ!」
明日香 「関係あるわよ!おじいちゃんが死んでもうすぐ1年経つんだから、いくらおじいちゃん子だったからって、いいかげんに立ち直りなさいよ。高校卒業してから就職もしないで、いつまでニートしてんの。家はお父さんいないんだから、あんたの生活費、お母さんと私で出しているんだということ忘れないでくれる。」
洋平 「・・・・・・」無言
明日香 「おじいちゃんのこと思い出すといけないと思って、渡してなかったけど、お母さんが11月までに渡してって言ったから、はい、これ、おじいちゃんの大事な手紙!」
洋平 「え?おじいちゃんの手紙?」
洋平飛び起きて、明日香から手紙を取る。
明日香 「それ、おじいちゃんの遺書!弁護士から1月にお母さんが受け取ったんだけど、あんたが、おじいちゃんが死んでから何にもしなくなって、おじいちゃんを思い出すような物見せないほうがいいって言うから、・・・でも、遺書に、今年の11月までには渡すようにかいてあったらしいから!」
洋平、手紙の封を丁寧に切り、中身を出す。
洋平 「あれ!古びた御守り!手紙とメモ!・・・・・何で渡してくれなかったんだよ!僕への遺書じゃないか!」
明日香 「あんたが、いつまでも落ち込んでいるからよ!私に手紙なくって何であんただけに手紙かいたんだろう?・・・なんて書いてあるの?読んでよ!」
洋平手紙を広げ読む
洋平 「洋平よ、お前がこの手紙を読んでいるということは、もう私はこの世にいないと言うことだろう。
これから書くことは信じられないことと思うが、最後まで読んで欲しい。・・・・」
洋平手紙を無言で食い入るように読み始める。
明日香 「ねえ!続き、読んでよ!」
洋平無視して手紙を読む。いきなり立ち上がり!
洋平 「うそだろ!そんなことって・・・・」
明日香 「何?どうしたの?」
洋平 「アローパークって何処にある?急がなくっちゃ!何でもっと早く渡さないんだよ!」
洋平、下手へ走り去る。
明日香 「ハローワーク?仕事探しに行く気になったのかな?」
<暗転>
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タイトル「祖父の遺書」原作脚本監督著作KF
8回文化公演演劇1部の1
8回文化公演演劇1部の2
8回文化公演演劇1部の3
8回文化公演演劇1部の4
8回文化公演演劇1部の5
8回文化公演演劇1部の6
8回文化公演演劇2部の1
8回文化公演演劇2部の2
8回文化公演演劇2部の3
第8回文化公演での演劇脚本
祖父からの遺書
原案 松尾 恵 作 藤村 恭一 脚本 藤村 恭一
第1章「祖父の遺書」
洋平張り出し舞台に寝転がってテレビをボーっと見ている。
上手から明日香出てくる。
明日香 「洋平!毎日仕事もしないで家でごろごろしていていいの?お母さんもあきれているじゃない。」
洋平 「ねえちゃんには関係ないだろ!」
明日香 「関係あるわよ!おじいちゃんが死んでもうすぐ1年経つんだから、いくらおじいちゃん子だったからって、いいかげんに立ち直りなさいよ。高校卒業してから就職もしないで、いつまでニートしてんの。家はお父さんいないんだから、あんたの生活費、お母さんと私で出しているんだということ忘れないでくれる。」
洋平 「・・・・・・」無言
明日香 「おじいちゃんのこと思い出すといけないと思って、渡してなかったけど、お母さんが11月までに渡してって言ったから、はい、これ、おじいちゃんの大事な手紙!」
洋平 「え?おじいちゃんの手紙?」
洋平飛び起きて、明日香から手紙を取る。
明日香 「それ、おじいちゃんの遺書!弁護士から1月にお母さんが受け取ったんだけど、あんたが、おじいちゃんが死んでから何にもしなくなって、おじいちゃんを思い出すような物見せないほうがいいって言うから、・・・でも、遺書に、今年の11月までには渡すようにかいてあったらしいから!」
洋平、手紙の封を丁寧に切り、中身を出す。
洋平 「あれ!古びた御守り!手紙とメモ!・・・・・何で渡してくれなかったんだよ!僕への遺書じゃないか!」
明日香 「あんたが、いつまでも落ち込んでいるからよ!私に手紙なくって何であんただけに手紙かいたんだろう?・・・なんて書いてあるの?読んでよ!」
洋平手紙を広げ読む
洋平 「洋平よ、お前がこの手紙を読んでいるということは、もう私はこの世にいないと言うことだろう。
これから書くことは信じられないことと思うが、最後まで読んで欲しい。・・・・」
洋平手紙を無言で食い入るように読み始める。
明日香 「ねえ!続き、読んでよ!」
洋平無視して手紙を読む。いきなり立ち上がり!
洋平 「うそだろ!そんなことって・・・・」
明日香 「何?どうしたの?」
洋平 「アローパークって何処にある?急がなくっちゃ!何でもっと早く渡さないんだよ!」
洋平、下手へ走り去る。
明日香 「ハローワーク?仕事探しに行く気になったのかな?」
<暗転>
